時間自体の優先度を上げる
時間を管理するには時間自体の優先度を高く持つことは大切です。人は仕事だけで生きているわけではありませんので、自分の自由な時間を確保したいと考えた場合には仕事よりも時間自体の優先度を高める必要があります。仕事と家庭との両立を考えればこの考え方はとても大事なものであり、仕事と家庭のバランスを保つためには時間の管理を上手に行っていきましょう。
時間管理が上手くいかない
時間管理が上手くいかない原因にあるのは仕事です。仕事の優先順位が高すぎるために、仕事があるから、残っているからなどを理由にして時間の管理が上手くいかなくなります。それぞれのタスクを細かく管理していたとしても時間管理が上手にできないということも珍しくありません。そのため仕事は確かに大事なことではありますが、仕事を特別扱いしている限りは時間の管理は難しいと言えます。
残り時間を意識する
では時間の管理をしていくにはどうすれば良いのかという点ですが、これは時間自体の優先度を高めることが大切になります。仕事を優先にした考え方をやめて時間を優先にする考え方をします。この時間を優先にするには残り時間を意識することが大切です。
残り時間は、20歳の誕生日を迎えた人であれば30代になるまでで考えると残り3650日です。このように残り3650日という明確な事実を確認すれば、前日の時間の使い方を反省することにつながります。具体的な数字にすることによって時間の優先順位は上がっていきます。そして時間の使い方を間違えたなと感じる場合にはやりたくないことのリストに加えて今後やらないということを意識することができます。
時間の自由度を考える
時間の優先順位を上げる方法には自由な時間を考えることが必要です。自由な時間を作る方法としては日々の時間の多くを取られている仕事の時間を減らすことを考えましょう。仕事量自体を減らしたり、仕事にかけている時間を減らすように考えていきます。仕事量自体を減らすことは自分が経営者など仕事量を変更できる立場にない限りは難しいため、仕事にかけている時間を管理しましょう。仕事にかけている時間を減らすには徹底的に効率化をして残業をなくすことなどの努力が必要です。仕事を8時間に収めることができれば結果的に時間を管理する能力も上がるはずです。今まで10時間かけて行っていたことを8時間に収めるという能力は2時間の時間を作る能力であり、それは時間を管理する能力です。
時間を管理する能力を高める書籍を紹介しておきますので興味のある方はこちらも参考にしてみてください。
- 成功者のオフの時間や同じ時間をかけても結果が変わってしまう理由など、人生における時間を強く意識することのできる一冊です。
- 自分の時間が3倍になる 人生を変える「時間術」